外反母趾と歯並びの関係について、大変興味深い記事をお書きになっている歯科医の先生がいらっしゃいます。未来歯科の川邉先生です。(巻末にリンクしてます)
私は小学生のころから外反母趾気味でした。大人になって悪化し、痛い思いをしてきました。そんな私は歯並びがあまり良くありません。
記事を読むと外反母趾と姿勢と歯列は関係があるのですね。外反母趾の人はカカト重心で奥歯を噛みしめることが多いとのこと。確かにその通りと思いました。
実は最近歯を抜きました。
抜歯するまでは何度も「銀のかぶせ物」を取り換えては付けていて、とうとう「もうつけられない」くらい歯が減ってしまったのです!
歯科医にも指摘されていたのが「食いしばり」どうやら寝ている間に奥歯を噛みしめ、銀のかぶせ物がすり減っていたらしいです。食いしばりは歯と歯ぐきを痛めます。
歯がなくなる原因の一つということ。足と姿勢と歯並びの関係を早くに知っていればと思いました。
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ところで最近、顔面から転ぶ子供がいるということを耳にしました。
足にはバランスを取るための感覚受容器が足裏にあります。
地面の傾斜や凹凸を素早く察知する足裏。現代では足裏を直接床に着けない生活がすごく多いということが原因の一つと考えられています。
家では寝るまで靴下を履く。
外で履く靴底は柔らかく弾力性のあるもの。
靴下の上にスリッパを履いている。
常に「足を何かで保護した状態」により足裏の働きが活性化するための「刺激」が非常に不足しています。
刺激により感知するメカノレセプター(感覚受容器)がしっかり働かないと目で見てから、三半規管でバランスをとらえて歯を食いしばって制御するのです。
すると足裏が察知するよりも時間がかかるという事。だから察知するより先に転んでしまうのだと思います。
最近では小さい子をあやすのにスマホを使うお母さんが非常に多いですね。子供は足を使って遊ばず、じーっと画面を見ています。動くこと(足を動かすこと)が減っていると思います。
小学生になっても、中学生になっても
外で素足で駆け回ることがない。
足が冷たい小学生が多い。
まるで女性の冷え性の足みたいでびっくり!
最近子供の偏平足、巻爪、外反母趾、タコが増えています。
足指をしっかり使っていないことが原因です。
足裏のメカノレセプターは使わないと機能が低下していくそうです。
スキーで骨折してシーズン終了後に復帰すると、
歩きにくく転びやすくなるというのもそれかもしれません。
足裏は使い続けなければ機能は維持できないという事です。
子どもは老人も足をたくさん動かし、足裏に刺激を与えることで、転倒を防止し、血液循環が良くなって若返る(アンチエイジング)。足は重要な場所なのです。
※だから官足法はオススメなのです^^
靴はオシャレの一つでもありますが、子供にとっては医療器具の一つでもあると言われています。たかが靴、靴などにお金をかけていられない!などと思わず、安くても足に合った靴を履かせてあげてくださいね。
選ぶのは子供ではなく、お母さんです!
後から子どもが痛い思いをして医療費を払うことになるより、今から足と靴の重要性を知って頂きたいなーと思います。